『或夜の感想』 


原案: 芥川龍之介『侏儒の言葉』『蜘蛛の糸』
作・演出: 三浦雨林

2016年3月  道頓堀学生演劇祭vol.9@道頓堀ZAZA HOUSE [優秀演出賞受賞(三浦雨林) / ダンスベストアクト賞(審査員特別賞)受賞(御舩康太)]
2016年6月 隣屋第7回公演@STスポット

これは、夜の話。 汚いものも、美しいものも、見えない代わりに他の何かが見える時間。 私の部屋は暗闇に包まれ、良心が揺らぎ始める。「早く殺してくれないと困るんです。」 小さな部屋で静かに反響した言葉たちが、夜に沈んでいく。 夜と床に挟まれているのは、私と蜘蛛だけ。これは、夜の話。 死なない誰かの殺し方を考えている、私の或夜の話。  

---

叶えたいけど、叶えてはいけない欲求を“私“はどうやって昇華するのか。この作品の舞台上には、俳優と共にダンサーが共存しています。ダンサーの身体性、そしてこの話における存在理由についても考えながらご覧いただくと、色々な角度からこの作品を感じていただけるのではないかと思います。 80分、指先の一本一本まで繊細に彩り続けます。 身体と言葉が乖離していく感覚を味わっていただけたら嬉しいです。

三浦雨林